ペルシャ絨毯について
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ペルシャ絨毯とは?
ペルシャ悠久の代表的な芸術品であるペルシャ絨毯。カスピアンでは、ペルシャ絨毯やキリムの代表的な産地であるイスファハン、ナイン、コム、タブリーズ、カシャン、ケルマンをはじめ、広大なイランに点在する産地を巡り、腕の良い作家や職人達の名作を一点一点厳選して仕入れております。絵画や写真のようなタペストリーを中心に、幅広いグレードの商品をお求めになりやすい価格で提供しております。
ウール製、シルク製、シルク&ウール製と、良質な素材で丁寧に織り上げられたペルシャ絨毯には、美しさ以上の価値があります。一人でも多くの方にペルシャ絨毯の魅力をお届けできましたら幸いです。
ペルシャ絨毯の特徴
日本の四季に合う機能性
ペルシャ絨毯の素材として最も一般的なのは羊毛(ウール)とシルクです。羊毛はウールコートに使われているため、保温性に優れた素材だということは皆様もご存知かと思います。また羊毛は吸湿性も高いため、吸収した水分が蒸発するときに気化熱が奪われ、涼しく感じるという効果もあります。
ペルシャ絨毯の産地、イランには砂漠の地というイメージがあるかもしれませんが、日本のような四季のはっきりした気候の地域もあります。夏は暑くて湿気が多く、冬は寒い。そんなイランで使われているペルシャ絨毯は、日本の住空間にも快適さをもたらしてくれる最適なアイテムです。
光の反射により見え方が変わる
長い年月をかけて丁寧に手織りされるペルシャ絨毯には、独特の光沢があります。ペルシャ絨毯を構成する縦糸、横糸、パイル糸のうち、絨毯の色柄や手触りに大きく関わるのは表に出ているパイル糸です。ループ状になったパイル糸に光が当たると、その角度によって色が濃く見えたり、薄く見えたりします。そのため、同じ絨毯でも置く場所や向きを変えることでまた違った印象を楽しむことができ、インテリアの幅が広がるというメリットがあります。
長く愛用できる
せっかく手に入れた高級なペルシャ絨毯。末永く愛用したいとお思いでしょう。ご安心ください、ペルシャ絨毯はメンテナンスをすることで品質が復活しますので、子や孫の代までも受け継いでご愛用いただくことが可能です。
油分を含むウール製のものは踏むことで光沢が増してくるため、むしろ「古い方が価値が上がる」ということも起こります。また、昔に作られたものの方が自由で個性的なデザインが多いため、古いものでも高い需要があり、価値が下がりません。
縁起の良い柄
ペルシャ絨毯の最大の魅力は、何と言ってもその美しいデザインにあるでしょう。デザインは産地や部族によって特徴が異なりますが、それぞれの自然観や宗教観が色濃く反映されています。樹木や花、モスクの尖塔などをモチーフとしたデザインには、幸せ、生育成長、永遠の生命への願い、魔除けなど様々な願いが込められています。